こんな悩みをもっていませんか?
この記事では、顎ニキビの原因となり得る生活習慣について徹底的にまとめていきます。
顎ニキビを繰り返すのはなぜ?からだの内的・外的原因まとめ
顎ニキビができる仕組みは、毛穴に皮脂汚れや古くなった角質が詰まることでアクネ菌が繁殖することから始まります。
アクネ菌は常在菌なので誰もが保有していますが、皮脂をエサにして通常より多く繁殖すると、皮膚が菌に対抗しようと炎症を起こしてしまいます。
つまり、毛穴を正常な状態に保つことが新たなニキビをつくらないための条件になってきます。
- 髪の毛が顎に触れている
- 手を顎についている
- 寝具の清潔を保っていない
- お風呂に浸かっていない
- 洗顔の仕方が間違っている
- 洗顔後、すぐに化粧水で保湿していない
- ニキビ肌に良くない成分が入った基礎化粧品を使っている
- 辛いものを食べ過ぎている
- 甘いものや脂質の多いものを食べ過ぎている
- 虫歯を放置している
- からだが冷えている
- 貧血
- ホルモンバランスの乱れ
- 髭剃りによる刺激
- 婦人科系の病気
- 肌質でもともと皮脂量が多い
髪の毛が触れている
髪の毛には雑菌がたくさん付いているので、ニキビの原因になりやすいです。
またシャンプーが充分に落としきれていないケースも同様です。
雑菌やシャンプーの残りカスが付いた髪の毛が肌に当たっていると、肌にも汚れがうつって、毛穴を塞いでしまいます。
女性はうつむいた時など横に流れた髪が顔にかかりやすく、特に顎まわりは毛先が当たりやすい箇所です。
顎ニキビができないために、髪の毛を短くしたり、結んだり、髪型を工夫していきましょう。
また、シャンプーは強い刺激成分が含まれたものは避け、肌にも優しいタイプを選びましょう。
避けるべき成分はこちら👇
ラウリル硫酸ナトリウム
ラウレス硫酸ナトリウム
スルホン酸とつくもの
手を顎についている
手にも雑菌がたくさん付いています。
髪の毛の原理と同じように、その雑菌や汚れが肌に触れるのはニキビができる原因になります。
仕事や勉強中などに頬杖をついてしまう人は気をつけましょう。
寝具の清潔を保っていない
人間は思っている以上に寝汗をかきます。夏だけではありません。冬でも寝汗をどっさりかくものです。
クーラーで涼しくした部屋でも冬場であっても寝汗をかくので、何週間も寝具の洗い替えをしないのはニキビ肌の人にとって良くありません。
雑菌やダニは汗を好みます。
見えない汚れが繁殖した寝具を使っている限り、どうしても顔にも汚れが付着しやすいです。
朝まで寝返りもせず仰向けという人は少ないと思うので、誰もがシーツや枕に顔が触れるタイミングがあるはずです。
寝具は頻繁に替えるように心がけてください。
仕事で忙しくて時間がない人でも、せめて一週間に1回は洗って干しましょう。
ただし枕カバーは毎日交換しましょう。
カバーが面倒な人は、枕にタオルを敷いて毎日タオルを交換すると良いですよ。
また、洗剤もシャンプーと同じく、刺激の少ない商品を選ぶように注意しましょう。
お風呂(湯船)に浸かっていない
「1週間以上お風呂に浸かっていない」
「毎日シャワーだけで済ましている」という人はいませんか?
繰り返す顎ニキビを絶対に治す!という決意があるのなら、今日からお風呂に浸かる生活にチェンジしましょう。
毎日10分浸かるだけで、肌の状態は驚くほど変わっていきます。
特に日常で運動する習慣のない方は、汗をかく機会が少ないですよね。
汗をかいて新陳代謝をあげ、肌のターンオーバーを正常にすることは、美肌づくりにかかせません。
お風呂でしっかり汗をかき、毛穴を開かせ、洗顔でキレイに一日の汚れを洗い流しましょう。
運動する人はする人で、しっかり汗や汚れは洗い流してください。
一人暮らしで節約のために毎日はお風呂を溜めたくないという方もいるかもしれません。
毎日が理想ですが、無理な場合はせめて1週間に1回はお風呂に浸かってみてください。
そしてお風呂に入らない日は、週2回ほど蒸しタオルで毛穴を開かせてください。
毎日シャワーで済ましている人は、どうしても毛穴の汚れが溜まりやすく、ニキビができやすくなります。
「仕事で忙しく時間短縮でシャワーだけ」という人もいるかもしれませんが、湯船に浸かることでリラックス効果も期待できます。
リラックスして副交感神経を優位にさせる時間をつくることでストレスが軽減します。
ストレスにより自律神経が乱れると肌のターンオーバーも乱れ、ニキビができやすくなりますから、
ぬるめのお湯でしっかり汗を流し、老廃物と一緒にその日あった嫌なことも洗い流すつもりで、リラックスしてください。
洗顔の仕方が間違っている
手だけで上手に泡だてられる人は少ないので、泡だてネットできめ細かい泡をつくりましょう。
そして、皮脂の多いTゾーンから広げていき全体をやさしく、指でこすることのないよう泡だけで洗っていきます。
ビーグレンのクレイウォッシュは泡だてずに使うタイプで朝でも使いやすく、毛穴の汚れを吸着して落とし、グリチルチリン酸でニキビを予防してくれるので良いですよ。
大人になると乾燥を懸念して朝は水で洗うだけという人もいると思います。
だけど、顎ニキビができやすい場合は、顎だけでも朝晩しっかり泡で洗うようにしてください。
さきほど言ったように夜間は寝汗をかきますから、汚れや皮脂がたまりやすいです。
乾燥肌の人は顎以外は水やぬるま湯だけでも良いと思いますが、
顎ニキビがある場合は皮脂が過剰に分泌している可能性が高いので、朝晩しっかり優しく洗顔する必要があります。
洗顔後、すぐに化粧水をつけていない
20代半ばを超えると皮脂量が減り、乾燥しやすくなる人も多いのではないでしょうか。
乾燥で肌が異常事態だと認識すると、必要以上に皮脂を分泌しようと働きだします。
適度な皮脂量を保ってニキビをつくらないために乾燥は避けるべきなので、洗顔後はすぐに化粧水で保湿しましょう。
ビーグレンのQuSomeローションは、保湿効果もありながらニキビの予防効果もありますよ。とろみのあるテクスチャーなのにベタつかないので、ニキビ肌でも使いやすいです。
ニキビ肌によくない成分が入った基礎化粧品を使っている
顎ニキビなどニキビができやすい人は、刺激の強い界面活性剤が良くないです。
界面活性剤事態はこの記事でも書いたようにどの化粧品にも使われているものです。
刺激の少ないものであれば、それほど問題はありません。
ただニキビができやすい人は、ラウリル酸ナトリウム・ラウリル硫酸ナトリウム・スルホン酸とつく成分などは絶対に避けましょう。
また、他にもエタノールやグリセリンなど基礎化粧品によく含まれている成分でも、主成分として原料に含まれていると、人によっては肌に合わない場合があるようです。
主成分でないならそこまで気にする必要はないでしょうが、「エタノールやグリセリンを避けたらニキビができにくくなった」という人もいるようなので、意識するのも手です。
管理人はオルビスの「クリアシリーズ」(エタノールを含む)で、20代前半の頃に劇的にニキビができにくくなって肌がキレイになったと言われた経験があるので、エタノールは大丈夫でしたが、やっぱり人によっては合わないこともあるのですね。
エタノールはアルコール成分なので、敏感肌の人は刺激を感じる可能性があります。
グリセリンは敏感肌でも使える安全な保湿成分と言われていて、主成分として使われている基礎化粧品も多いですが、脂性肌でニキビができやすい人はグリセリンフリーを意識したらニキビができなくなったという人もいます。
多くの人はそこまで意識する必要はないでしょうが、敏感肌の人はエタノールを、脂性肌の人はグリセリンが主成分にはないものを選んでみるといいかもしれません。
このような有名な成分でも、合う・合わないは人によってあるようです。
自分に合うスキンケアは試して見つけていくしかありません。
刺激の強い成分がなく安全に使えてニキビ防止を期待できる化粧水は、ルナメアです。
辛い物を食べ過ぎている
ニキビと食べ物の直接的な関係は実証されていないようですが、香辛料の多いものを食べるとニキビができやすいと言われています。
管理人の経験則でも、カレーライスが2〜3日続くとニキビができやすかったということがあります。
適度な量なら問題ないのでしょうが、ニキビができやすい人は辛いものを大量に食べることは避けた方が無難です。
甘いものや脂質の多いものを食べ過ぎている
辛いもの同様、甘い洋菓子や脂っこいポテトフライなどはニキビができやすいと言われています。
管理人もケーキバイキングに行った翌日ニキビができたことがあります。
甘いものが好きな人は多いと思いますが、特にケーキなどの洋菓子は糖分も油分も多く含まれるので、多く摂取するのは良くありません。
肌だけでなく、健康面で考えても生活習慣病のリスクを高めるので、嗜好品は控えるべきです。
禁止するのは楽しみがなくなってしまうので、適度にとどめるよう努力したいところですね。
甘いものでも洋菓子より和菓子を選んだり、甘いものを多く食べた日は料理に砂糖を使わなかったりと、意識を変えて摂取量を少しずつ減らす積み重ねが大事です。
また、管理人は料理で使う油は、サラダ油でなくオリーブ油をメインに使うようにしています。
むし歯を放置している
むし歯ができている人は放置せずに、ぜったいに歯医者に通いましょう。
歯が痛くなくても、むし歯が潜んでいる可能性は誰にでもあるので、長らく歯医者に行ってない人はぜひ受診することをおすすめします。
歯の健康はからだの健康にも密接に関与しています。
歯が弱るとしっかり咀嚼できない→栄養吸収がしっかりできない→動脈硬化など生活習慣病のリスクが高まる
というように、飛躍した話にも思えますが、実際に歯が丈夫な人は老後も元気な人が多いそうです。
白くて丈夫な差し歯のない歯を保つことは見た目の印象も良くするので、定期的に歯医者に通うのが理想です。
からだが冷えている
冷えは美肌の大敵とも言われ、ニキビや肌荒れを起こす原因になります。
からだか冷えると血の循環が悪くなり、肌まで必要な栄養が届かなくなります。
管理人も薄着が好きなので部屋の中では脚を出した服装が多く、それによりニキビのできやすさを感じたことがありました。
夏だからと油断せず、顎ニキビができやすい人はからだを冷やさない服装や適度な室温を心がけましょう。
貧血
管理人は妊娠中は肌がキレイになりニキビができなかったのですが、産後授乳が1年以上つづいたら顎ニキビが再発し、なかなか治らない時期がありました。
母乳は血液なので必然的にからだの鉄分が不足し、貧血になりやすいものです。
貧血だとニキビができやすいという話を聞き、なるほどと感じました。
立ちくらみをするなど貧血気味だと感じることがあるなら、鉄分を多く含む食品やサプリメントを摂取しましょう。
ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンと男性ホルモンがありますが、そのどちらも顎ニキビに影響があります。
顎は男性がヒゲが生える場所ですが、女性はヒゲが発達しにくい環境なので男性ホルモンが過剰分泌されて皮脂量が増えると顎ニキビができやすいです。
また、女性ホルモンのプロゲステロンも皮脂量を増やす働きがあります。
女性は生理や妊娠出産により大きくホルモンバランスが変動するので、どうしても生理前などにニキビができやすくなります。
詳しくは、顎(あご)ニキビの原因はストレス?女性ホルモンバランスとの関係も読んでみてください。
髭剃りによる刺激
男性の場合、髭剃りの刺激で顎ニキビができたり顎付近が肌荒れすることが多いようです。
髭剃りはジェルを使って少しでも肌負担を減らすと良いですね。
またはメンズ脱毛も今は人気がありますよ。
婦人科系の病気
あまり考えたくはないですが、実際に顎ニキビを繰り返して何をやってもダメだったという人の中に、婦人科系の病気が見つかり、ピルで改善したというケースがあるようです。
ホルモンの量を意図的に調整するピルは、たしかにニキビの改善にも効果があると言われています。
実際にわたしもピル服用の経験があり、ニキビが改善しました。
ですが、ピルの服用は副作用のリスクも考慮した上で使用すべきで、何らかの病気で医師から勧められない限り、むやみに手を出すものではありません。
管理人は生理痛やPMSが酷かったのと大人ニキビに効果があると知っていたので、結婚式の数ヶ月前に産婦人科に通い処方してもらいました。
だけど、けっきょく効果があるのは使用している期間だけです。
根本の生活習慣を見直さない限り、服用をやめた途端にまた顎ニキビを繰り返します。
それを考えると、むやみに人には勧められません。
病気があったり一時的に頼ったりするのは、医師の判断のもとなら良いのですが、ただニキビを治療するのに有効だからという理由で長期的に使用するのはリスクの方が大きいと思います。
ピルには動脈瘤を高める副作用があります。
タレントの川村ひかるさんは長期間のピル服用で脳動脈瘤を患ったそうです。
管理人も以前は生理の調節ができるしPMSもなくなるし、長く使用していきたいと望んでいましたが、副作用について調べてみて、ニキビへの効果と長期使用による病気のリスクを天秤にかけたとき、圧倒的にマイナスの方が多いと思ったんです。
今後は一切使うつもりはありません。
肌質でもともと皮脂量が多い
もともとの体質によるので今まで挙げた原因とは性質が違うのですが、肌質で皮脂量が多い人はどうしてもニキビができやすいです。
脂性肌で顎ニキビに悩んでいる人は、思春期ニキビにも悩んだことがあるのではないでしょうか?
皮脂量を減らすには、パントテン酸を補給すると良いですよ。
管理人も若い頃にサプリで摂取した経験があります。
友達はパントテン酸サプリを飲むようになってニキビができなくなったそうです。
まとめ
ざっといろいろな顎ニキビの原因を書いてみましたが、最後に内的原因と外的原因について対処法をまとめておきます。
- 顎に髪の毛が触れないようにする
- 顎に手をつかないようにする
- 寝具を頻繁に交換する、枕カバーや枕に敷いたタオルは毎日交換する
- お風呂に浸かって毛穴を開いてから洗顔する
- 泡だてネットで優しく洗顔する
- ニキビ肌に良くない成分の入った基礎化粧品を避ける
- 洗顔後はすばやく保湿する
- 男性は髭剃りにジェルを使う、またはメンズ脱毛で髭を生やさないようにする
- 辛いものや甘いものを食べ過ぎない
- むし歯を治療する、長らく歯医者に行っていない人は検診に行く
- からだを冷やさないようにする
- 夏場でもクーラーが効いているなら手足の露出を控える
- 生理周期を乱さないように、生活習慣を整え、ストレスを軽減する
- 生理不順やPMSがひどいなど婦人科系の問題を感じる人は婦人科を受診する
- 肌質で皮脂量が多い人はパントテン酸を補給する
以上、顎ニキビができて辛かった時期に調べ尽くした原因や改善してよかったことをまとめました。
他にも考えられる原因があれば、随時追加していきます。